標準装着車も増えてきたデイライト。
被視認性向上のためデイライトを取り付けました。
デイライトとは
日本では「デイライト」の名称が一般的ですが、英語ではデイタイム・ランニング・ランプやデイタイム・ランニング・ライトと呼ばれ、昼間点灯ライトのことを言います。
自車の被視認性を高めることで交通事故防止に繋がることから、海外では標準装備が義務になっている国もあります。
デイライトは従来「その他灯火類」として扱われていましたが、2016年10月の保安基準改正により明確に「デイライト(昼間走行灯)」基準が設けられました。
ただし、デイライトとして取り付けるには非常に細かい基準を満たさなければならないため、DIYで後付けする場合は「その他灯火類」の基準として販売されいてるキットを取り付けるのが確実です。
今回はPIAAのデイライト「Denoシリーズ」のブルーを購入。
明るさが「その他灯火類」の基準である300カンデラ以下になっています。
・LED6連タイプ
・消費電力は0.6W
・明るさは75cd(カンデラ)
取り付けに必要な配線も同梱されています。
本体とリフレクター共にブラックなので取り付け時のステルス性が高いです。
本体はマットブラック。
配線の防水処理もしっかりされています。
奥行きも抑えられておりコンパクト。
PIAA デイライト取り付け
説明書に記載の取り付け方法です。

画像:piaa.co.jp
「その他灯火類」としての基準についての記載もあります。
リレーやスイッチは使わない方が無難です。
ライフはバンパーの開口部の奥行が狭く、十分な両面テープ貼り付け面積が確保できないためビス固定と併用しました。
本体と干渉しないようにガーニッシュをカット。
電源はエンジンルーム内のヒューズボックスから取る予定でしたが、テスターで調べてみるとエンジン停止時も通電しているため、室内に通してアクセサリー電源に配線。
メクラキャップから運転席足元へ。
既にヒューズ電源からドライブレコーダーとETCの電源を取っているので、付属のエレクトロタップで接続。(消費電力は0.6W)
アースは車体のアースポイントに共締め。
PIAA「Deno-i1」の明るさチェック
昼間の点灯状態。
写真では少し白っぽいですが、実際は濃いブルーです。
ホワイトよりブルーの方がより目立ちます。
75カンデラなので少し暗いかな…と思いましたが、昼間の視認性も問題ありません。
薄暮時の点灯状況。
スモールライトのみの状態よりも被視認性が大きく向上。
写真では光が強く写っていますが、実際は締まった色味です。
本体がブラックなので消灯時はバンパー内に同化して目立ちません。
レンズのデザインがカッコ良いです。
まとめ
デイライトが標準装着のクルマも増えてきました。
昼間点灯により対向車や歩行者からの被視認性を向上させて交通安全に役立ちます。
DIYで取り付ける場合、デイライト基準での取り付けは非常にハードルが高いので、「その他灯火類」での基準で取り付けられる製品を使う方が確実かつ安心です。