コレクションから、トヨタ・セリカ(ST182/183/185型)のカタログ(1989年発行・前期モデル)をご紹介します。
※記載内容は本カタログが基になっています。
1989年にフルモデルチェンジした5代目セリカ。
曲面で構成された未来感覚ボディ「ニューエアロフォルム」に、アクティブサスペンションやデュアルモード4WSの先進装備を採用。
CMキャラクターはエディ・マーフィーさん。
エクステリア
メイングレード「GT-R」
先代が直線基調であったのに対して、5代目は曲線で構成された超個性的なデザインです。
ツインターボ+フルタイム4WD「GT-FOUR」
エントリーモデル「Z-R」
造形の拘りはボディだけでなくドアミラーにも。
インテリア
全タイプにスポーツシートを採用。
上位モデルの運転席には電動式ランバーサポート付の8ウェイアジャスト機構を装備。
インパネは空調スイッチをメータークラスターと一体型にして、ドライバーにオフセットさせています。
CD&カセットベースの10スピーカーオーディオシステム「セリカ・スーパーライブサウンドシステム」をオプション設定。
メカニズム
搭載されるエンジンは全て2000㏄。
GT-FOURに搭載される3S-GTE・ツインターボを頂点に、スポーツ・ツインカム、ハイメカ・ツインカムの3タイプ。
メカニズムでのトピックスは世界で先駆けて採用された「アクティブコントロールサスペンション」と「デュアルモード4WS」
300台の限定販売でベース車両(GT-R)に対して120万円アップの320万円でした。
ラインナップ
メインモデルの「GT-R」
後にコンバーチブル仕様も設定されました。
エントリーモデルの「Z-R」と「S-R」
S-Rは最廉価モデルのため、細かい装備が省かれています。
「GT-FOUR V」は「GT-FOUR 」の装備を簡略化したモデル。
「GT-FOUR RALLY(ラリー)」は競技用モデルとして、専用クロスレシオのトランスミッションを搭載。
主要装備・主要諸元一覧
初期のカタログには解説用リーフレットも付属していました。