日本発売となったWR-V。
ヴェゼルとは対照的な無骨さが中々良いです。
SUVラインナップ強化としてZR-VとヴェゼルにWR-Vが加わりますが、ガソリンエンジン+FFのみという割り切りと戦略的価格で、どれだけユーザーを取り込めるか…ということろでしょうか。
日本版WR-Vはインドで生産・販売されている「エレベイト」を逆輸入したものですが、グローバルでは別にWR-Vの車名が付いているクルマがもう一台あります。
それがインドネシアで2022年に発売された新型WR-V。
昨年、WR-Vが日本導入されると話題になった際はこちらのモデルかと思われましたが、実際はエレベイトが日本に導入されることになりました。
エレベイトは全長4312mm×全幅1790mmとヴェゼルに近いサイズですが、インドネシア版WR-Vは全長4060mm×全幅1780mmと車幅はほぼ同じですが全長は短いです。
デザインではエレベイトの方がクロカン風と現SUVラインナップには無いデザインなので、こちらの方が合っていると思います。
インドネシアのWR-Vは初代ですが、インドのエレベイトはWR-V初代の後継モデル。
それが日本に導入…。
分かりにくいので関係図を作ってみました。
初代WR-Vはブラジルとインドで販売されていました。
2代目はインドではエレベイトに車名変更、ブラジルではHR-V(ヴェゼル)とZR-Vにラインナップを変更してWR-Vの後継は無し。
インドネシアでは新型としてインドネシア版WR-Vを販売。
そして日本にはエレベイトを逆輸入。
ということになります。
日本版も車名はエレベイトが良かったと思いますが何か理由・事情があるのだと推測します。
実車を見るのが楽しみです。