モバイルバッテリーを購入しました。
今まではモバイルバッテリーを所有していませんでしたが、出張時にスマートフォンのバッテリーが終わり充電に困ってしまいました。
そんな経緯から外出時の充電用に購入をしました。
バッテリーの表示容量=充電可能な容量ではない
モバイルバッテリーを購入する前に知っておきたいこととして
バッテリーの表示容量=充電可能な容量ではない
ということがあります。
モバイルバッテリーに搭載されている表示容量(○○mAh)は充電可能な容量ではありません。
充電の過程で熱損失などのロスが生じるため、実際は60%~70%に落ちてしまいます。
購入したモバイルバッテリーの搭載電池は6200mAhと表示されていますが、実際には約4300mAhが充電可能容量となります。
所有しているiPhone5sのバッテリー容量は1560mAh、LaVie Tab Sのバッテリー容量は4290mAhなので、iPhone5sなら2回、LaVie Tab Sなら1回の充電ができます。
タブレットはバッテリー容量が大きく、iPad Air 2は7365mAhもの大容量です。上記の効率を考慮すると、フル充電するためには10000mAh以上のモバイルバッテリーが必要となります。
無印良品のモバイルバッテリー
モバイルバッテリーはたくさんの種類が発売されていますが、今回は無印良品のモバイルバッテリーを購入しました。
理由はとしては
・複数充電ができる大容量タイプがある
・シンプルなデザイン
・信頼性の高いPanasonic製
といったところです。
電池容量の違いで、3100mAh(DE-RHD003)と6200mAh(DE-RHD004)の2種類があります。
重量は3100mAhタイプが95g、6200mAhタイプが167gです。
製造元はPanasonic(旧・三洋電機)のOEMなので性能や品質にも安心感があります。
デザインはアイボリーホワイトで落ち着いています。
厚みは携帯電話と同じくらいです。重量は167gと手に持つと少し重さを感じますが、鞄に入れてしまえば大きさや重量は気にならないレベルです。
30cmのUSB充電用ケーブルが付属していますので、Android系の端末でしたらそのまま使用できます。iPhoneはLightningケーブルが別途必要です。
表示ランプは充電状態に応じて色が変わり、バッテリーの充電状態が確認できます。
70%以上…グリーン
40%~70%…オレンジ
40%以下…レッド
本体への充電はパソコンのUSBを使用すると、40%チャージまで約6時間も掛かります。フル充電だと説明書の通り15時間近く掛かる計算です。
さすがに時間が掛かりすぎるので出力の大きいUSBチャージャーで行っています。この場合の充電時間は約4時間でした。
USBチャージャーの記事はこちら
同時充電機能が便利
端子は入力用のmicro-USBと出力用のUSBが2口あります。
出力用のUSBは①が1.8A、②が1.0Aです。
複数機器を同時に充電できる機能が思いのほか便利です。
iPhone5sの場合、電源アダプターが1.0Aですので②のUSB端子に接続します。LaVie Tab Sの電源アダプターは1.5Aなのでこちらは①に接続します。
安定した充電能力
実際にどの程度充電ができるか試してみました。
【実験方法】
①LaVie Tab Sのバッテリー残量10%からフル充電
②その後モバイルバッテリーの残量があれば、iPhoneを充電
・LaVie Tab Sは約2時間半でフル充電できました。
・残量が残っていましたのでiPhone5sを充電したところ、46%→66%まで充電ができました。
【実験結果】
・LaVie Tab S…4290mAh×90% → 3861mAh
・iPhone5s…1560mAh×20% → 312mAh
合計4173mAhなので表示容量6200mAhに対して約67%の充電能力となりました。
充電時の発熱も少なく非常に安定していました。さすがPanasonic製といったところで、これなら安心して使えます。
まとめ
いつでも充電できる環境があるということは想像以上に便利です。
もっと早く購入していればよかったと思いました。
屋外での使用は画面照度が高くなり電池の消耗も早くなりますので、モバイルバッテリーを1台所有していれば充電の心配も解消されます。
良い点
・2口USBは一度に複数の充電ができるので便利
・USB出力なので、多機種に充電できる
注意したい点
・実際は表示容量よりもロスで低下してしまうため、大きめの容量を選ぶと安心
・性能や品質の確かなメーカー品を選ぶことが大切