Panasonic コーヒーメーカー「NC-S35P」レビュー

家電

Panasonicのコーヒーメーカー「NC-S35P」を購入しました。

 

変わらないロングセラーモデル

Panasonicのコーヒーメーカーは、1978年の初代モデル(キャリオカ:Nationalブランド)から、大きく変わっていません。

初代より既に基本機能が完成されているということで、大きく変える必要が無いそうです。

パナソニック・イズムに詳しく書かれています。

30年以上もハードが変わらない家電で、超ロングセラーモデルです。

 

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付属品は、計量スプーン、ペーパーフィルター2枚、アイスコーヒー専用プレート、ミル用ブラシ、ティーサーバー。

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付属の活性炭フィルターで、水道水のカルキを取り除いてくれます。

カートリッジ式なので取り付けや交換も容易です。

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活性炭フィルターは、このようにお湯の出口に取り付けます。

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ミルが内蔵されていますので、挽きたての豆を味わう事もできます。

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カッター部分。

作動時の音はかなり大きいです。

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挽き終わったら、外してコーヒー粉を入れます。

独立しているので、洗浄しやすいのもメリットです。

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反対側には給水タンクがあります。

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こちらも取り外しができます。

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スイッチは、切、マイルド、リッチ、アイスの4つのみ。

シンプルなので操作が非常に簡単です。

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ガラス容器の上にコーヒーバスケットをセットします。

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穴は一般的な三つ穴(カリタ)式。

市販のコーヒーフィルターがそのまま使えます。

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今まで使っていたバリスタとの大きさ比較。

設置面積は同じくらいですが、NC-S35Pは高さが低く横置きになります。また、本体の周辺にはミル・給水タンクを脱着するスペースも考慮する必要があります。

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簡単操作でドリップ

コーヒーフィルターをセットして粉を入れます。

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カバーを付けてコーヒーメーカーにセットします。

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好きなコースを選択。

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後は自動なので待つだけ。

コーヒーを蒸らしながら抽出してくれます。

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抽出後のコーヒーを見てみると、独自の「シャワードーム」機能によって、均一にお湯がかかっているのが分かります。

シャワードームとは、お湯が下から噴水のように出て、ドームを伝わり豆全体に注がれるというもの。この基本機能は初代より受け継がれています。

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終了するとブザーが鳴り、2時間自動保温してくれます。

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ミルを使って挽き立てを味わう

ミルでコーヒー豆を挽いてみました。

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タイミングはスイッチ部の「ミルサイン」で確認することができます。

難点はコーヒー粉を移す際に周辺に散らばりやすいこと。

ですが、挽きたては香りや味も一段と違います。

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紅茶やお茶も美味しく

専用のティーサーバーをセットすれば、お茶や紅茶にも使えます。

穴が3つから直径の小さい1つ穴になり、お湯が溜まりやすい構造になっています。

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コーヒーと同様にペーパーフィルターをセットして茶葉を入れます。

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穴が小さいので時間が少し掛かりますが、その分しっかりと抽出されます。

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まとめ

とにかく操作が簡単で水を入れてコーヒー粉をセット、後はスイッチを入れるだけです。

上位機種の「NC-A56」は豆挽きからドリップ、ミルの洗浄まで全自動ですが、粉が中心なら手頃な価格のこちらで十分だと思います。

 

良い点

・簡単操作

・紅茶・中国茶・ハーブティーも楽しめる(NC-S35Pのみ)

・ミル機能内蔵で挽きたても楽しめる

 

注意したい点

・粉が中心なら「NC-S35P」、豆が中心なら「NC-A56」

・ミル容量は若干小さめ

・本体はコンパクトだが、ミル・給水タンク脱着のためのスペースが必要

 

歴史に裏づけされた確かな性能。安心して使うことができます。

 

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