ロジクールのPCスピーカー「Z120」
低価格と聴きやすい音質で評価の高いPCスピーカーです。
2011年の発売時に購入してから4年ほど使い、今回新たに買い直しました。
低価格を感じさせない作りと音質
一時、生産が終了したと噂されましたが、現在(2020年5月時点)でもカタログモデルとして販売されています。
取扱説明は箱に記載されています。
白い本体にブラックのフロントパネル。
デザインでチープさを上手に隠しています。
ユニットは密閉型フルレンジスピーカーで大きさは50mm、アンプ出力は0.6W×2、重量は片側約250gです。
入力はステレオミニプラグで、電源はUSB給電です。
ケーブル長は両方とも1200mm。
電源ランプと電源スイッチを兼ねるボリューム。
かなりレアですが、当時はスイッチレスの「Z110」という機種も、オンラインショップ限定で販売されていました。
控えめなロゴ。
コードは巻き取り、背面に収納することができます。
スピーカー間コードは800mmで、本体に直付けとなっています。
底面には滑り止めのクッションが貼られています。
少し上向きの角度が付いているので、デスクトップでの使用に適しています。
「聴きやすい」フラットな特性
測定してみました。
カタログスペックでは再生周波数帯域が140Hz~18kHzとなっています。
実際に測定すると、ほぼそれに近いグラフになりました。
グラフを見ると、音楽で重要となってくる100Hz~4kHz帯域の音が、フラットなのが分かります。
実際に聴いてみると変なクセが無く、ボーカルなどが自然な感じで聞こえます。
低音域は厳しいですが、中高音域の明瞭感が高くて聞き疲れしないのが特徴です。
まとめ
USB給電のPCスピーカーでは、他にサンワダイレクトの「400-SP018」も所有していますがこちらも、低価格ながら良いPCスピーカーです。
ACアダプターが無い分、出力は小さいですがデスクトップ用途なら十分です。
良い点
・フラットな音質で聞き流しに適している
・USB給電なので、テレビ用スピーカーとしても実用的
注意したい点
・スピーカー間コードが短い(800mm)
・低音域は無理
本格的な音楽鑑賞用には不向きですが、YouTubeやBGMなど音楽を聞き流すような用途には最適なPCスピーカーです。