BOSEの第3世代のPCスピーカー「Companion2 seriesⅢ」を購入しました。
低価格のPCスピーカーですと、音楽をじっくり聴いたり動画を見たりするのには物足りません。
そこで、1ランク上のPCスピーカーであるBOSEの「Companion2 seriesⅢ」を選びました。
付属品は3.5mmステレオミニプラグと、グローバルモデルらしい各国アタッチメント付きACアダプター。
アンプ内蔵のアクティブスピーカー。
デスクトップに置いたとき、ちょうど耳の位置に音が届くようデザインされています。
背面のバスレフポートからサイズを超えた重低音を出します。
質感も良いです。
電源兼用ボリュームは適度に重さがあり微調整がしやすいです。
サランネットは取り外せます。(外して使うようなデザインではありませんが)
入力は2系統ありますが、両方とも3.5mmミニピンジャック。
底面には滑り止めゴム。
ACアダプターはアタッチメントを装着することで大きくなってしまいます。
22インチディスプレイとの大きさ比較。
デスクトップに置いてちょうど良い大きさです。
BOSE Companion2 seriesⅢの音質
「BOSEサウンド」と言われる響くような低音はCompanion2でも健在で、コンパクトな筐体からは想像以上の低音が出ます。
しかし、Companion2に関してはデスクトップというニアフィールドで聞く性格上、低音のブーストが強すぎて不快になってしまう場合も。
そのような場合は再生側でのイコライザー調整のほか、背面のバスレフポートを適度に塞ぐのが有効です。
布やスポンジを使って調整すると低音が弱まり聞きやすくなります。
聴き始めは高音域がイマイチかな…と感じましたが、ある程度の時間鳴らすとキレイに出るようになりました。

スポンジで調整
逆に迫力ある低音を活かせば動画や映画の迫力が増します。
USB DACとの接続
FOSTEXのUSB‐DAC「PC100USB」に接続して、内蔵アンプとの音質比較をしてみました。
2系統の入力があるので以下のように接続しました。
①マザーボードのオーディオ出力との接続
②PC100USBとの接続
設定の出力で切り替えながら変化を確認しました。

切り替えながら変化を体感
Companion2はアナログ入力なので出力元の音質が影響します。
パソコンからのオーディオ出力よりも、USB-DACからの入力の方が音の解像度が向上して全体的がクリアに聴こえます。
内蔵アンプでは弱めの高音域が補正され、低音域は深みのある締まった音なります。(ぼわーっとした感が薄れる)
ただ、Companion2の内蔵のアンプも非常に優れているので、USB-DACとの差が大きいかと言えばそうでもありません。
音量調整がし易く音質も良くなるので、好みで導入してみると良いです。
まとめ
標準状態では低音域が強いことから聴き難さを感じてしまいますが、前述のようにバスレフポートやUSB‐DACで調整ができるのであまりデメリットにはならないと思います。
低音が出ないスピーカーよりも、出ているのを調整する方が楽です。
「マルチメディアスピーカー」の謳い文句の通り、音楽と動画の両方で使えるPCスピーカーとしてオールマイティーな実力を持っています。
個人的にデスクトップで使用するには、バスレフポートで調整した感じが聞き心地が丁度良いです。
良い点
・サイズを超えた迫力ある低音域
・内蔵アンプの解像度も中々良い
注意したい点
・低音域が強すぎる場合はバスレフポートで調整
・音声入力が2系統とも3.5mmステレオミニプラグ
Hi-Fi寄りのスピーカーであれば、FostexのPM0.1eやPM0.3Hも良さそうです。