PCスピーカーをBOSEのCompanion2に変えたので、USB-DACとしてFostexの「PC100USB」を導入しました。
Fostex「PC100USB」
「PC100USB」はUSB-DACとヘッドホンアンプ・ライン出力を搭載したボリュームコントローラーです。
ハイレゾ対応モデルとして「PC100USB-HR2」もあります。
付属のUSBケーブルとRCAケーブルは金メッキ仕様で、同社のPM0.1eやPM0.3Hとの接続を想定した付属品構成となっています。
※USB2.0 ケーブル(1m)、RCAピンケーブル(1m)×2本
大きさは手のひらサイズ。
金属製のブラックボディーは適度な重みがあるので、操作時に本体が動いてしまうこともありません。
正面にはボリュームと電源用LED。
アルミ削り出しのボリュームは適度な重さがあり操作感も良いです。
USBバスパワーで動作するので、パソコンの電源を入れると自動でONになります。
ボリュームは操作しやすい絶妙な角度。
PCからの入力はUSB、出力は金メッキ処理されたRCA端子です。
ヘッドホン端子も装備。
大きさ比較。
小型なのでデスクトップでも邪魔になりません。
PCとの接続
パソコンに接続すると自動的に検出されます。
※Windows及びMacOSの標準ドライバーで動作します。(対応OS:Windows 7以上、Mac OS X V10.6~Mac OS 10.12 Sierra)
接続したら設定で出力の切り替えをしないと音が出ません。
RCA出力からアクティブスピーカーに接続します。
付属のRCAケーブルでは接続できなかったので、別途3.5mmピンプラグを購入。
通電中は緑のLEDが点灯。
USB-DAC接続時の音質
BOSEのCompanion2と接続しています。
関連記事:BOSEのCompanion2 seriesⅢと接続
もともとCompanion2は内蔵アンプの性能が良いのですが、USB-DACからの入力に変えるとBOSE特有の迫力ある低音感はそのままに、高音域はよりクリアに低音域は締まった音に変化します。
まとめ
マザーボードのオーディオ出力からですとPCで発生したノイズが入ってしまいます。
デジタル出力でUSB-DACを経由すれば、ノイズの軽減されたクリアな音質で聴くことができます。
良い点
・低価格ながらUSB-DACの性能が体感できる
・ボリュームの使い勝手が良い
・デスクトップに置きやすい大きさ
注意したい点
・接続先のスピーカーは相応のものを
・スピーカーの入力に合わせたケーブルが必要
PC100USBはハイレゾ対応モデルではありませんが、対応スピーカー以外であれば十分な印象です。