PCスピーカーで評価が非常に高い、クリエイティブの「PEBBLE」のレビューです。
クリエイティブ「PEBBLE」シリーズ
製品名の「PEBBLE」とは英語で”丸い小石”の意味。
シリーズのラインナップは全4タイプです。
PEBBLE : USB バスパワーのベーシックモデル
PEBBLE V2 :電源にUSB Type-Cを採用した高出力モデル
PEBBLE V3 :Bluetooth,USBオーディオ,アナログ接続,USB Type-C電源の最上位モデル
PEBBLE PLUS :サブウーファー付きの2.1chモデル
今回購入したのは「素」のベーシックモデルです。
カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色展開。
最大4.4Wの出力はデスクトップで使用するに十分なパワー。
設置した際に最適なリスニングポジションとなるよう45°に傾けられています。
振動版はシャンパンゴールド調で落ち着いた雰囲気です。
背面に設置されたパッシブラジエーター(低音共鳴版)は、小さい筐体(エンクロージャー)で低音域を出す仕組み。
ボリュームは電源スイッチを兼用しています。
PCのUSB端子に接続すれば本体電連動でOFFになるのが便利です。
本体USB端子にバスパワーで接続すると他のスピーカーでは大きく聞こえてしまうノイズが、本機だと小さく抑えられていてほとんど聞こえません。
ノイズが全く無いというわけではありませんが、無音状態で気にならないレベルまで対策されています。
設置~音質確認
モニター下に設置してみました。
高さ約12cmの空間があればモニター下に設置ができます。
フラット状態でピンクノイズ測定。
高音域と低音域にそれぞれピークがあります。
小さな筐体から低音が出ているのはパッシブラジエーターによるもので、高音域は10000Hz付近を強調したセッティングがされています。
OS側でラウドネスとバスブースト、イコライザーの調整をしてみました。
調整後に聞いてみると、低音~高音までバランスよく鳴っています。
まとめ
価格を考慮すれば十分と思える性能です。
低音域は若干ぼやける感じはしますが、音量自体は出ていますのでデスクトップで動画や音楽を楽しむには迫力があって良いです。
本体で音質調整はできないため接続元で調整するのをおすすめします。
大きさは想像よりも気にならないので、ノートパソコンの脇に置いても邪魔にはなりません。