シェーバーのリフレッシュをしました。
シェーバーはNational時代からPanasonic製を愛用しており、現行も6年も経つと汚れや充電池の劣化が著しいです。
過去に替刃を交換していますので、分解清掃と充電池の交換で延命することにしました。
清掃と充電池交換を一緒に
使用しているのは、Panasonicの「ES-RW30」で2010年製。
2年前に替刃を交換していますので、もう少し使いたいと思いリフレッシュをします。
気になるのは各パーツの隙間の汚れと充電池の劣化で、特に充電池の劣化は酷く寿命のため数日しか持ちません。
どうせ分解するなら…と、効率よくパーツの清掃も一緒に実施。
外装の傷みはありますが機能は問題ないので、リフレッシュでまだまだ使えるはず。
充電池は内蔵式のため簡単には取り外せませんが、取扱説明書に充電池廃棄時の分解方法が記載されていますので参考にして分解します。
外装パーツはツメでの固定なので隙間からコジって取り外します。
内部の固定用ビスを取り外すと、ようやくモーターと充電池が見えます。
充電池は、ニッケル水素タイプで大きさは単三電池ほどですが、プラスとマイナスに端子が付いている専用品(型番:ESSA60L2507N)です。
充電池は700円と送料込みでも1,000円以下で収まります。
新旧比較。
上が交換前品で下が今回購入したもの。ラベルの表記の違いのみ。
取り出して交換。
今回はモーターも取り外します。
電源コードが本体の穴を通っているため、はんだを溶かして取り外す必要があります。
分解できたら各パーツを洗浄。
安いシェーバーなので、基盤の類は無く分解も容易です。
取り外したビスやOリングはマグネット・トレイに入れておくと紛失する心配がありません。
充電池交換と清掃が終わったら組み立て。
これに限ったことではありませんが、分解する際は写真を撮りながら進めると、分からなくなった際に確認できるのでおすすめです。
難しかったのがモーター駆動部の接合。
2個所の突起を合わせる必要があります。
接合箇所はプラスチックパーツとモーター主軸クランクの2箇所。
双方、予め位置を合せておいて組み付けるのがポイント。
ヘッドは防水処理されていますのでパッキンをしっかりと。
電池ボックスと本体のロータリースイッチ(円形で中央にスリットの入ったパーツ)の位置合わせが正しくないと電源が入りません。
作動確認をして問題なければ、外装パーツを取り付けて完成です。
まとめ
パーツ清掃・充電池交換で約2時間の作業でした。
保証期間内に分解するとメーカー保証対象外となりますが、年数の経ったものでしたらチャレンジしてみるのも面白いです。
綺麗になった本体と復活した充電で、もう暫くは使えます。