試作的に作ってみた、ダイソー・スピーカー改
中々良かったので、外部アンプを使った高音質タイプも製作してみました。
カーオーディオ寄りの改造で高音質化
カーオーディオの部材が余っているため、こうしたものを使用しながら改造します。
スピーカーはもちろんダイソー製。
エンクロージャーは前回と同じセリアの「バックルボックス」ですが、色はアンプの筐体色に合わせて暗めのネイビーを選択。
外部アンプ接続のためスピーカーターミナルを取り付けます。
バスレフポートは塩ビパイプから専用品に。
スピーカーをバラします。
改めて見ると、マグネットが大きく音質重視なのが分かりますし、アンプと合わせて僅か300円で製造できることに感心してしまいます。
背面に穴あけ。
スピーカーターミナルとバスレフポートを仮組。
バスレフポート径が大きいのは、後の調整で色々と試してみるためです。
スピーカーのメッキが軽い感じなので、つや消しブラックで塗装。
軽い容器には防振効果のある両面ブチルテープを貼ります。
上から吸音材のフェルトを貼り付けます。
フタ付き容器なので、後に吸音材を調整するのも簡単です。
スピーカー周りの制振は、ブチルテープにアルミテープを貼り合わせて制振シートを自作。
ブチルテープとアルミテープの両方を合わせても1000円以下なので、安価で大量に作れます。
自作制振シートをスピーカー周辺に貼り、フタと本体の隙間にはエプトシーラーで密閉。
スピーカーコードは余っていたオーディオテクニカを使いました。
完成です。
Fostexのアンプに接続
Fostexのデジタルアンプ「AP20d」に接続して音出し。
最初はアンプがオーバースペックかと思いましたが、意外にもスピーカーの性能を十分に発揮させている印象で、音にメリハリと厚みが増します。
スピーカー素性が良く中高音域がキレイなので、イコライザーはフラットが合う印象。
聞き疲れしない音色なので、じっくりと聞くのもBGMとして聞き流すのもOKです。
横置きの状態。
BOSEの101MM風に。
縦置きはアンプと大きさのバランスが良いです。
材料費も安いので、ちょっとした工作気分で楽しめます。
自分なりにアレンジを加えてみるのも、オーディオの楽しみ方の一つだと思います。