iPhoneから映像出力をするため「Apple Lightning Digital AVアダプタ」を購入しました。
Lightning端子から映像と音声をHDMIで出力してくれます。
apple認証済みHDMIアダプターは純正品のみ
Ligntning端子から映像出力をするアダプターは、apple認証済みとしては純正品しか販売されていません。(非正規品は幾つかあるようですが)
デザインは純正ということもあり、他の周辺機器同様にシンプル。
HDMI端子とLightning端子の両方を備えていますので、HDMI単独使用の他に充電しながらの使用も可能です。
端末からアダプターまでのケーブルは短く手に持った時の操作性は悪くなります。
置いて使用するのが良さそうです。
テレビに接続
リビングのテレビに接続してみました。(Panasonic・TH-L50E60:50インチ)
最近のテレビはUSB端子を備えているので同時に給電もできます。
アダプターとテレビを接続して、テレビ側でHDMIに入力切替すると表示されました。
画面は端末の回転に連動して縦と横に切り替わります。
Safariでホームページを表示してみましたが、50インチに映すと迫力が桁違いです。
Safariではミラーリング表示されていますが、Youtubeはテレビのみの表示となりました。
これは仕様もあるので、全てがミラーリング表示できる訳ではないようです。
ディスプレイオーディオに接続
本来の目的だった、純正オーディオのWX-151CPのHDMI端子に接続してナビアプリ「Yahoo!カーナビ」を表示しました。
使ってみると実用性も高く、見た目・機能とも普通のカーナビのように使用できました。
解像度の関係から上下に少し黒帯が入りますが、iPhone5sの4インチ画面よりも1.5倍に大きくなるので見やすくなります。(インターナビポケットではないので、タッチパネルでの操作はできません)
音声も同時にHDMIから入力されるので、車両のスピーカーから音声案内が聞こえます。
HDMIを装備した車載モニターには、直接HDMIケーブルを接続することができます。
画質も鮮明です。
RCAピンジャック入力しかないモデルでは、HDMI⇒コンポジット出力変換アダプターを使用すると、画質は落ちますが映すことができます。
この手の製品は格安品も多数ありますが、難ありの場合もあるため少々高価でも信頼のあるメーカー品を選ぶほうが安心です。
IN(入力側)にHDMI、OUT(出力側)にRCAピンジャックを接続。
画質や遅延について
このアダプターは端末の信号をストレートで出力するのではなく、内部で解像度を1600×900にエンコード処理した後、1920×1080でアップコンバートして出力をしています。
そのため画質が低下(ブロックノイズとか)や映像の遅延といった話題もありますが、実際に使った感覚では画質も遅延もほとんど気になりませんでした。
これはテレビに映した画面ですが、文字や映像もはっきりしています。
まとめ
製品は非常に便利ですが、正規品は純正品しか無いため価格が高めなのがネックです。
それでもプロジェクターやテレビ、カーオーディオなどのHDMIに接続が可能となるので、用途が大きく広がります。
良い点
・大画面に映せば迫力ある映像でゲームや映像が楽しめる
・HDMIと同時に給電も可能
・画質や遅延は気にならないレベル
注意したい点
・純正以外に「MFi認証品」が発売されていないこと
変換コンバーターを併用すればコンポジット端子(RCA)での出力も可能となります。
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