格安スマホと呼ばれる低価格帯のスマートフォンは、年々性能が向上しており十分な性能を持っています。
特にミドルレンジモデルは性能こそ控えめですが、SIMフリー機は格安SIMとの相性も良く、高いコストパフォーマンスを発揮してくれます。
性能は「普通」だけど、軽くて小さい
子供用として使うので携帯性を重視して「LG G2 mini」の未使用品をヤフオクで入手しました。(14,800円)
LG G2の派生モデルで、グローバルモデル以外にも複数の仕様があります。(日本版はLG-D620J)
ミドルレンジクラスのスマートフォンで、過去には格安SIMのセット端末としても販売されていました。
主なスペックは
・Android 4.4
・CPU:Snapdragon400(1.2GHz Quad-Core)
・メモリ:1GB
・内蔵ストレージ:8GB
・ディスプレイ:4.7インチ IPS(解像度:960×540)
・カメラ:800万画素(内側130万画素)
・外部メモリ:microSD(32GB)
・独自機能:ノックコード機能搭載
・サイズと重量:129.6 x 66.0 x 9.8 mm、約120g
スペックは普通ですが、120gと軽く携帯性が高いので子供用としては最適。
内容物は標準的なものが一式。
ボディカラーはリニア・ホワイトとインディゴ・ブラックがあります。(グローバル版ではレッドやゴールドもあります)
カメラの下にボリュームと中央に電源/ロックキーがあります。
背面スイッチはデザインの特徴となっていますが、やっぱりサイドに有ったほうが使いやすいです。
バックパネルはプラスチックですが、「シボ」加工が表面にあるため質感は思ったほど低くありません。
左側からイヤホン端子、マイク、赤外線センサー。
中央にmicroUSB端子、右側がマイク、左側がスピーカーです。
サイドが丸みを帯びているので持ちやすいです。
中央にレシーバー、右側に近接センサー、インカメラがあります。
iPhone5sとの大きさ比較。
4.7インチサイズながら大きさが抑えられており、重量も120gと軽量なので携帯性は抜群に良いです。
重ねてみると、iPhone5sよりも僅か大きい程度。
取り外し可能なバックパネル
最近はユーザーでのバッテリー交換不可の機種が多いですが、LG G2miniはバックパネルが取り外せます。
バックパネルにはNFCのタッチポイントがあります。
右側に、SIMカードスロット(microSIM)とmicroSDカードスロット。
バッテリー容量は2370mAhと割と大きめなので、電池持ちが良いです。
動作は軽め
OSのカスタマイズや機能は使いやすさ重視。特に独自のノックコードはかなり便利です。
全体的な動作は軽く、スクロールやタッチ感度もスムーズで良好。ゲームもスペックを要求するものでなければ大丈夫です。
気になるのは、内蔵メモリとストレージが少ないところ。
内蔵メモリは1GBと余裕が少ないですが、不要なプリインストールアプリがほとんど無い(LG独自が数種だけ)のが救いです。
内蔵ストレージも8GBと少な目。
ユーザー使用可能領域は約3.6GBしかないので、SDカードは必須です。
もう一つ気になるのが、ディスプレイの解像度。
4.7インチの割には解像度が960×540と低めなので、iPhoneなどの高精細画面と比較すると粗さが若干気になります。
これがHDなら最高なのですが。
フィルムは専用品も販売されていますが、100円ショップの4.8インチサイズがちょうど良いです。
IImioのファミリーシェアプランで運用
IIJmioのファミリーシェアプランで運用します。
現在は夫婦で2枚のSIMカードを音声通話機能付で、3枚目はデータ専用で使っています。
この3枚目のデータ用SIMカードを、音声通話機能付SIMに変更して子供用に使います。
nanoSIMカードなので、変更するまではアダプターを使って使用。
精度の良いアダプターを使えば、問題なく通信できます。
ファミリーシェアプランの音声通話機能は、1台あたり700円/台で付加できるので、3台全てを音声通話機能付にしても、月額料金は10GBで5,000円以下。
最高です。
まとめ
SIMフリー機は海外メーカーを中心に充実していますが、全体的な性能が向上しているのでミドルレンジモデルや型落ちでも十分に使えます。
子供に5インチは少し大きいですが、4.7インチは絶妙なサイズ。また、SIMフリー機でもアプリで機能制限を付ける事も可能です。
組み合わせる格安SIMでおすすめなのが、IIJmioの「みおふぉん」
家族3人分で月額5,000円以下の料金は非常に助かります。
IIJmio高速モバイル/D 音声通話機能付きSIM ファミリーシェアプラン