飛び石や小傷など、ボディの軽補修に便利なタッチアップペイント(タッチペン)
塗るだけで補修できる便利なものですが、そのまま塗ると表面が凸凹してしまい、仕上りがあまり綺麗にはなりません。
そこで綺麗に補修するコツをまとめてみました。
付属の筆は使わない
タッチアップペイントは純正品以外にも、ホルツやSOFT99からも販売されています。
車体にあるコーションプレートにボディカラーのコードが表示されていますので、同じコードのタッチアップペイントを用意します。
コーションプレートはエンジンルームやBピラー下などに付いています。
※カトラリーシルバーメタリックがなかったため、今回は擬似色のアラバスターシルバーメタリックを使いました。
リアバンパーにあるこの傷を補修します。(マッドガードを取り外した際、固定で付いた傷)
最初に表面を脱脂して綺麗にします。
付属の筆で直接塗ると、塗料が垂れたり広範囲に厚く塗られてしまうため使用しません。
牛乳パックを小さく切り、その上に少量の塗料をのせます。
爪楊枝で塗ります。
細い先端を使えば小さい部分も塗りやすいです。
塗るというよりも「盛る」ように。
塗った直後は少し盛り上がりますが、乾いてシンナーが抜けると凹みます。
深い凹みなら数回に分けて塗り、平らにします。
2、3日乾燥させたら、コンパウンドとスポンジを使って表面を平らにします。
磨きすぎると周辺のクリア層も削れてしまうので、ほどほどに。
完成。
傷は目立たなくなりました。
まとめ
タッチアップペイントは軽補修用なので、塗装のように完璧ではありませんが、上手く使うと割と綺麗に補修できます。
特にボディの傷は放置しておくとサビが発生しますので、早めに処置しておきたいです。