セリカと言えば、特にST165~205はラリーカーとしての印象が強いクルマ。
名車でありながら、ミニカーとしてラインナップされることが無かった「セリカ GT-FOUR」が、トミカ・プレミアムでラインナップされました。
トヨタ・セリカ GT-FOUR
丸目4灯のヘッドライトが特徴の6代目セリカ。
GT-FOURはWRCホモロゲーションモデルとしてターボ+フルタイム4WDの組み合わせとなるスポーツモデルでした。
また、当時はセリカをベースとした姉妹車のカレンも販売されていました。
トミカではホイールや大型リアスポイラー形状から、モデルとなっているのは前期モデルのWRC特別仕様車のようです。
プレミアムなので通常のトミカとは異なり専用ホイールを履いているのが特徴。
「CELICA」や「GT-FOUR」のエムブレムも再現されています。
しかし、テールライトやリアスポイラーなど細かい塗装の仕上げが雑なのが気になります。
Bピラーの仕上げもあまり良くないです。
車高が高く実車のような重厚感のあるマッシブスタイルが希薄に感じます。
トミカ・セリカ GT-FOURを改造
全体的なスタイルはそのままで、塗装の追加や修正を行いました。
リベットを外して分解すると、リアスポイラーとテールライトは内側で溶かして固定されています。
これをニッパーで切り取って分解します。
各パーツの塗装を修正するのと、車体のドアモールをブラックに塗装します。
こうした部分は筆塗りで修正。
全体の塗装と修正が終わったら、パーツをホットボンドで再固定します。
単調だったボディは、ドアモールをブラックに塗ってメリハリをつけています。
フロントはナンバープレートを追加。
塗装のみで単調だったヘッドライトは、デカールで後期仕様のプロジェクター式を再現。
高めだった車高をローダウンさせて重厚感をアップ。
塗装の修正が中心のリア。
ナンバープレート部分にはロゴを貼りました。
ローダウンさせると全体の印象が良くなりました。
ラインナップされたことが奇跡とも言えるセリカ・GT-FOUR。
塗装が雑なのが気になりますが、少し手を加えればグッと良くなります。
ST185もぜひ出て欲しいところです。