トミカ・プレミアムNo.19は三菱自動車「GTO ツインターボ」
重量級GTカーの名車がプレミアムシリーズで製品化されました。
三菱自動車・GTO(ジー・ティ・オー)
GTOは1990年10月に発売され、2000年8月に生産が終了しています。
約10年の販売期間で、ほぼ毎年マイナーチェンジや小変更が実施されていた珍しいクルマでもあります。
車名の由来は下記の通り。
GTOとはイタリア語(Gran turisumo Omorogata)で
モータースポーツにおけるGTカテゴリとして公認された車という意味。
モータースポーツへの熱い想いを込めて命名。三菱自動車HP 車名の意味・由来より
ディアマンテをベースとし、全幅1840mmを誇るワイドボディは当時の国産スポーツカーでは随一。
高速クルージングを得意とするGTカーとしての性格が強いクルマで、国内仕様は4WDのみのラインナップでした。
トミカ・プレミアムのGTOは細部の仕上げが良くできています。
フロントは、バンパー左右のエアインテーク以外が塗り分けされています。
リアはテールライト中央の「GTO」ロゴや「MMC」など、細かい部分もしっかりと再現されています。
マフラーも中央がブラックで塗られています。
5スポークホイールもリアルに再現されています。
当時、ダミーで話題となったサイドエアダムのエアインテークは無塗装です。
内装はシートの中央部分が標準で塗装されています。
インパネではドライバーにオフセットされた、3連メーター形状が実車の雰囲気を出しています。
トミカ・GTOを改造
大きな改造はせず、エアインテークやモールをつや消しブラックでの塗装、GTOのワイド&ローのスタイルを強調したローダウンのみとしています。
1980年後半~1990年前半はGTO以外にも、リトラクタブル式ヘッドライトを採用したスポーツカーが多かったです。
NSX、セリカ(ST185)、スープラ(A70)、180SX、MR2、RX-7…リトラクタブル式ヘッドライトは当時のスポーツカーを象徴するパーツの一つでした。
リアスタイル
ハイパワーを誇示するデュアル・ツインマフラーも似合います。
スポーツカーらしいワイド&ローのスタイル。
過去にはGTO以外にも「FTO」、「ランサー・エボリューション」などスポーツカーを積極的にラインナップしていました。
現在は…色々と厳しい状況ですが、いつかはこうしたブランドが復活する日が来るかもしれません…。