風切り音対策として前回取り付けたエーモン静音計画「風切り音防止モール・テープ」
さらなる低減効果を狙い「風切り音低減フィンセット・静音マルチモール」を取り付けてみました。
風切り音低減フィンセット
最近クルマへの装着車が増えている、ドアミラーベースやテールライトに取り付けられた魚のヒレのような小さな突起。
トヨタでは「エアロスタビライジングフィン」と呼び、空気抵抗を低減させ、走行安定性・操舵応答性を高める機能があります。
海洋生物からヒントを得たこのパーツは、見た目は小さいですが効果はかなり高いようです。

画像:toyota.jp(ハイエース)
N-WGNにもドアミラーベースに突起があります。
エーモンの「風切り音低減フィンセット」は上記のような効果を狙ったもの。
パッケージ裏の説明書には、ドアミラーとBピラーに取り付けるように描かれています。

画像:amon.co.jp
構成部品はドアミラー用2種類とピラー用の合計3種類。
パーツは無塗装の樹脂なので、ボディの樹脂部分に取り付けると目立ち難くなっています。
両面テープが付いているので、脱脂をして貼るだけ。
作業は非常に簡単です。
各パーツを取り付けました。
ドアミラー下部
ドアミラー内側
既にドアミラーベースに突起があるので、ドアミラー本体に取り付けました。
ピラー部分(Bピラー)
取り付け時にマスキングテープなどで目印を付けて作業すると、左右の位置が合わせられます。
結構目立ちますね。
軽自動車だと少し大きいかな…という印象。
静音マルチモール
同時に取り付けたのが、ボンネットの隙間を埋めるマルチモール。
ボンネットに限らず、下記のような隙間を埋めるのに使えます。

画像:amon.co.jp
長さは約3m
車種やボンネットの形状にもよりますが、隙間が大きければ2セットあると良いです。
断面図はかまぼこのような形状。
ボンネットに沿って貼っていきます。
角度がきつい部分は、内側をV字にカットすればきれいに仕上がります。
注意したいのはボンネットの隙間が大きい場合。
このような状態だと、ボンネット側に貼っただけでは密着できません。
そこで、もう1セットを下側に貼り、上下で挟む方法にしました。
密着できています。
まとめ
先にドアにモールを取り付けていたこともあって風切り音は小さくなっていましたが、装着後はドアミラー上部付近での風切り音が、ビュォォォ…から、ヒュォォォ…(表現が難しいですが)に変化しました。
特に高速域では効果が大きいようです。
安定性はピラー用パーツをボディ後方に取り付けたほうが良いような。
正直なところ評価は感覚的なものになりますが、特に高速域の方が効果を体感しやすいと思います。
こうしたパーツは単体使用よりも各種を組み合わせることで、クルマ全体の静粛性が向上します。
それぞれの小さな効果が集まり、相乗効果で大きくなるようなイメージでしょうか。
過去に実施したノイズ対策と合せて、軽自動車としては静粛性が大きく向上しました。
ボディの静粛性が向上するとタイヤからのロードノイズが気になります。
次回のタイヤ交換時には静音重視のコンフォートタイヤを試してみたいところです。