タミヤ「電動ハンディリューター」レビュー

ホビー

パテやプラスチックの切削に役立つタミヤの「電動ハンディリューター」を購入しました。

 

タミヤ電動ハンディリューター

リューターとはモーターで回転する軸に「ビット」と呼ばれる先端工具を取り付け、ワークを削ったり研磨したりする電動工具のことです。

一般的にリューターの形状はペンタイプがほとんどですが、タミヤは珍しいガングリップタイプ。

 

デザインだけでなくパッケージングも模型メーカーらしく組み立て式。

部品点数が少ないので、プラモデルの組み立て経験があれば20~30分程度で組み立てられます。

(組み立てには精密ドライバー・ニッパー・ラジオペンチが必要となります)

 

付属のモーター(マブチモーター製)

 

組み立て過程でグリスの塗布があります。

グリス自体はキットに付属していますが、ここはギヤ・ベアリングに適した高性能なセラグリスHGを使用しました。

 

キット付属のベアリング(軸受け)はプラスチック製で頼りないです。

シャフトを保持してブレを抑える重要な部品なので、ここは剛性・精度の良い1150ラバーシールベアリングに変更。

 

 

ビットは球状ヤスリタイプがキットに1本付属していますが、これだけでは使いにくいので別途購入。

 

5種類の形状で幅広い加工方法が可能となります。

 

リューターの組み立て

構造は単純で、モーター側のピニオンギヤとシャフト側のギヤが噛み合い、シャフトを高速回転させるものです。

電源は人差し指のトリガーでON-OFFします。

 

ベアリングの入るところ。

ここの精度・剛性が高いとシャフトがブレません。

 

外観は水鉄砲みたいです。

 

右上のボタンはビット交換時、シャフトが空転しないように押さえるためのストッパーです。

 

電池は単3型ですが、充電式を使用しています。

 

まとめ

外観は玩具ですが実際に使ってみると、ベアリングを交換している恩恵もあってシッカリと削れました。

モーターはキット付属の物ですが、プラスチック加工であれば十分なパワーです。

ガングリップタイプは力が入れやすいため削り作業が最も適していますが、細かい削りも割とこなせます。

 

組み立てるということは逆にバラせるということにもなるので、メンテやチューナップが容易となります。

タミヤらしいミニ四駆・ラジコンの思想が色濃い工具です。

 

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