コレクションから、ホンダ・Zのカタログ(1999年発行)をご紹介します。
※記載内容は本カタログが基になっています。
1998年 軽自動車の規格変更に伴い発売された2代目「Z」
1970年に発売された初代はクーペスタイルで特徴あるリヤガラスのデザインから「水中メガネ」の愛称で親しまれました。
2代目のデザインも傾斜したリヤガラスに面影は残っていますが、クーペからSUVスタイルと大きく変化しています。
175/80R15の大径タイヤを装着することで最低地上高は195mmを確保。
スポーティなホワイトメーターを採用。
最大の特徴である「UM-4(UNDERFLOOR MIDSHIP 4WD)」と呼ばれるエンジン床下ミッドシップレイアウト+4WDの組み合わせ。
前後の重量配分は理想的な50:50を実現。
4WDシステムはフルタイム式ですが、アプローチアングル・デパーチャーアングルの数値はジムニーと同等レベル。
オプションでリヤ・ヘリカルLSDも設定されていました。
エンジンはターボとNAの2タイプでトランスミッションは4ATのみ。
車両重量が1トン近いためターボでないと厳しい面も。
フロントにエンジンが無いのでボンネット下にはスペアタイヤとユーティリティボックスを装備。
外観に対してオーソドックスなインストルメントパネル。
当時の軽自動車ではオプション設定が多かったエアバッグは両席標準装備。
ホンダの低公害車として「LEV( low-emission vehicle)」対応。
メーカーオプションでCD-ROMナビゲーション、MDデッキを設定。
ボディカラー・主要諸元・装備一覧