アイスバーン 横滑りの恐怖

スポンサーリンク

積雪地域に住んでいるので雪上運転は毎年経験をしていますが、凍結した路面(アイスバーン)での運転は神経を使います。

そんな中、先日クルマが横滑りを起こし、制御不能となる恐怖体験しました。

突然の出来事

アイスバーンとなった路面では、横滑りが非常に起こりやくなります。

社用車(ACTYバン・4WD)を運転していた時のこと。

アイスバーンだったので、かなり速度を抑えて走っていましたが、突然後輪が滑り出すと一瞬で制御不能に。

立て直しを図るも無理で、止まってみると進行方向に対して車体が真横になっていました。

幸いなことに、交通量が少ない道路だったので対向車や人が無く、速度も出ていなかったため事故は免れましたが、もしも…を考えると恐ろしくなります。

慎重な運転を心掛けていたつもりでしたが、スタッドレスタイヤの限界を超えてしまうと、いとも簡単に横滑りをしてしまうことを改めて認識しました。

命を預けるスタッドレスタイヤ

帰社してスタッドレスタイヤの製造日を見ると、2010年の39週でした。(右側から見て10が「年」、39が「週」を表しています)

製造と購入時期のズレを考慮しても、5~6シーズン目なので一般的な推奨交換サイクル(3年~5年)に該当します。

要因の一つとしてスタッドレスタイヤの劣化も考えられます。

2016012004

交換サイクルはさまざまな意見がありますが、やはり長期使用しているスタッドレスタイヤはゴムの硬化やトレッド面の磨耗などで、性能が年々低下してきますので、適時交換が安心です。

溝の状態をプラットフォームで確認すると、磨耗もかなり進んでいました。

スタッドレスタイヤとしての使用限度は、新品時の50%磨耗までが限度となり、状態はタイヤ表面のプラットフォームで確認します。(参考:ブリヂストン・ホームページ(スタッドレスタイヤQ&A)

2016012003

交換サイクルの短いスタッドレスタイヤはコストが心配となりますが、適正保管された新品タイヤは、製造から3年経っても同等の性能が保たれているそうです。(参考:ブリヂストン・ホームページ(乗用車用タイヤの在庫期間中の性能変化について)

適正保管された型落ちタイヤを安く購入すれば、コスト負担が軽減されますね。

アイスバーン走行は慎重に

アイスバーンと言っても、その形態は路面の状況によってさまざまです。

2016012202

1・アイスバーン

雪が日中の気温で解けて、夜の冷え込みで表面が凍結した状態。

2・圧雪アイスバーン

降り積もった雪が、クルマの通行で押し固められツルツルになった状態。

表面が解けて凍結すると、そこはアイスバーンとなります。

3・ブラックアイスバーン

路面に薄い氷の膜ができている状態ですが、一見すると道路が濡れているだけのように見えてしまう状態。

特に夜間は凍結に気付かない可能性が高いので危険です。

こうしたアイスバーンでの運転は特に注意が必要です。

・速度を抑える

・「急」の付く運転は厳禁

・エンジンブレーキを活用(特に下り坂やカーブ)

効果の高い横滑り防止装置

装着義務化もあり、標準装着車が増えてきた「横滑り防止装置」

横滑りを感知すると、自動的に車両の進行方向を保とうとする機能です。

呼称は各社で異なり、ホンダでは「VSA:Vehicle Stability Assist」と呼ばれます。

2016012201

VSA作動中はメーター内に表示されます

この横滑り防止装置は事故防止に効果が高く、データでは30~60%もの事故低減効果が公表されています。(参考:ESC普及委員会・ホームページ

N-WGNにも、このVSAが標準装備されています。

2016012002

氷雪道路はVSAの作動が多いですが、その効果もあってか、FF+スタッドレスタイヤでも安定して走ることができます。

しかし、タイヤと路面の摩擦力が限界を超えてしまうと、VSAの効果は期待できないのは言うまでもありません。

速度を抑えた運転が大切です。

まとめ

クルマへの横滑り防止装置の装着義務化もあり、抑制効果は飛躍的に向上しています。

しかし、注意したいのは路面に接地している部分は、タイヤの僅かな面積だけということです。

劣化したタイヤを使用すれば、その性能を十分に発揮できません。

クルマの性能を「過信しすぎない」ことも大切ですが、命を預けるタイヤのメンテナンスにも常に気を配りたいこところですね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

記事に共感いただけたら、フォローしていただけると嬉しいです。