長年使い続けていた初代3DSが故障したのを機に「new Nintendo 3DS」に買い替えました。
このnew 3DSは性能改良の上位互換モデルとなります。
デザイン・スペックなど全体的に性能・使いやすさが大きく向上しました。
3DSからnew 3DSの変更点
主な変更点は下記のように従来よりも大きくスペックUPしています。
・ディスプレイが大型化(上画面:3.53型→3.88型、下画面:3.02型→3.33型 ※LLは変化なし)
・CPUの処理速度が向上
・新たに「ZR・ZL」ボタンとCスティックが追加
・NFCを搭載
・記録メディアがSDカードからmicroSDカードに(標準で4GB装着済)
・明るさの自動調節と3Dブレ防止機能を追加
・別売の「きせかえプレート」で外装のアレンジが可能(New 3DSのみ LLは不可)
CPUの性能向上や液晶の大型化といった基本性能の向上がしっかりとされています。
特に液晶サイズの変更は、数字上は僅かですが実際に見てみると意外に大きく感じます。
重量は3DSで235g→253gと18g増加していますが、逆にLLは336g→329gと7g減少しています。
NFCとは
今回3DSに搭載された「NFC」とは「Near Field Communication:近距離無線通信技術」の略で、SONYとフィリップス(現NXPセミコンダクターズ)が共同開発した国際規格のことです。名前の通り通信距離は10cm程度と「かざす」動作が基本となります。
日本国内で使われているFeliCaや世界で普及しているMIFAREなどの非接触ICカードの上位互換性があり、NFCを搭載している機器同士であれば双方向で通信が可能なことが特徴です。
デザイン
旧モデルは光沢のあるグロス塗装でしたが、新型はつや消しとなっています。
きせかえプレートに交換する際は、上下のカバーを外して交換します。
上はツメのみで下はネジで固定されています。
ネジの裏側には紛失防止用のワッシャーが取り付けられています。
こういう配慮は非常に良いですね。
パネルを外すとバッテリーやmicroSDカードが交換できます。
各ボタン(A・B・X・Y)がスーパーファミコンと同じボタン配色に変わりました。(3DSのみ、LLはグレー)ファミコン世代には懐かしい演出です。
その上には新たに追加されたCスティックがあります。感触はThinkPadのトラックポイントに近いです。
背面にはZRとZLボタンが追加されました。
ホームボタンは従来のシートボタンから物理ボタンに変更され押しやすくなりました。
カートリッジスロットとタッチペンは背面からフロントに移動されました。
電源ボタンは側面にあります。誤操作防止のため少し押しにくくなっています。
3Dブレ防止機能の効果は良好
3DSの3D表示機能は「視差バリア方式」 を採用しています。
この視差バリア方式とは液晶で微細な隙間をつくり、左右の眼に別々の映像を分離して見せることで立体視するようにしています。
特殊なメガネやゴーグルを必要としない手軽さが特徴ですが、左右の眼の距離を基準にしているので真正面の「正しく見える」位置から外れてしまうと、二重映像となり不快になってしまうという欠点があります。
このため常時3DをOFFにしている方も多いと思います。
新型にはインカメラ右に追加された専用のセンサーで顔位置を検出し、リアルタイムに視差バリアを調節して二重映像を抑制する「3Dブレ防止機能」を新たに搭載しています。
内蔵のデモ映像を見たところ、3Dが従来よりも自然な感じとなり違いがハッキリと分かりました。
便利な充電台
本体と一緒に専用の充電台を購入しました。
今までは充電用端子に直接挿して充電をしていましたが、故障しやすく過去に接触不良で修理をした経緯から充電台を使うことにしました。
下に接続端子があります。
中央と側面にくぼみがあり、そこからからケーブルを出します。余分なコードは内部で巻いておくこともできます。
きせかえプレートを装着
子供の希望でジバニャンのプレートを装着しましたが、イメージが大きく変わりました。
表面はマットな質感。
まとめ
今回の改良は多岐にわたり、従来モデルよりも使いやすさが大きく向上しています。
良い点
・処理速度の向上で、ソフトの起動やメニュー切替えが高速化
・明るさの自動調整機能でバッテリーの持ちが向上
・3Dブレ防止機能の効果は高く、従来よりも自然な感じで3Dが見られる
・きせかえプレートは種類が豊富で、個性を出すのに最適
気になった点
・3DSはきせかえプレート装着前提のデザインだが値段が少し高い
・LLはきせかえプレート非対応
3DSは専ら子供たちが遊んでいますが、暇を見つけて私も使っています。