クルマの内装で質感向上に使用されているソフトパッド。
シートカバーを装着したところ、イメージしていた色合いとアンマッチになってしまったので色を変更してみました。
「染めQ」でカラーチェンジ
ソフトパッドの塗装に使用したのは「染めQ」
染めQの特徴は、その名の通り染めたような仕上がりになることで、普通の塗料では塗りにくいものでも塗装することができます。
ナノ単位の粒子が素材の表面に密着し、まるで染めたかのような仕上がりに。その密着力は、引っ張っても、ねじっても、割れたり剥がれたりすることはありません。
超速乾で作業性も抜群。革製品のカラーチェンジにも、古く色あせたものの補修にも最適です。出典:染めQホームページより
染めQエアゾール
スプレータイプなので手軽で作業性も良いです。
豊富なカラバリも特徴。
染めQクリーナー
下地処理として素材表面の油分や汚れを落とし塗料の密着を高めてくれます。
染めQで塗装
布に染めQクリーナーを染み込ませ、表面を拭いて脱脂します。
表面処理が終わったら、染めQをスプレーしていきます。
今回はライトタン→ブラックなので、そのまま塗りましたが、濃い色の素材に薄い色を塗る際は下地色を隠蔽させる「染めQベースコート」が必要になります。
縦・横と交互に薄く塗るのを繰り返していくと、ムラ無くキレイに仕上がります。
染めQは速乾性なので、3~5分ほどの間隔で上塗りができます。
重ね塗りの回数は多かったのですが、速乾性のお陰で作業性は格段に良いです。
丸1日乾燥させたら完成です。
スプレーしただけですが、まるで元からの色のような仕上がりです。
標準装着のソフトパッドはダークグレーのような色合いですが、染めQでの塗装品は革のような黒さに。
ステッチ形状の部分もしっかりと色が付いています。
細かいシボの部分もハッキリと。
まとめ
初めて使ってみましたが、これは面白い塗料ですね。
染めたようにキレイに仕上がりますし、密着性が高いので手で触っても剥がれたりしません。
クルマの内装パーツとの相性も良さそうです。
少し高めですが、性能を考えると納得できる価格だと思います。