S660のマフラーを交換しました。
純正のマフラー音は静かなのでスポーツカーとしては物足りなさを感じます。
そこで、HKSのREGAMAX Premium(リーガマックスプレミアム)を取り付けました。
形状が複雑でスペースが必要とるため、緩衝材はたくさん入っていました。
S660 リアバンパー取り外し
S660は構造上リアバンパーの奥にマフラーがあるため、装着前にリアバンパーを取り外す必要があります。
リアタイヤハウス後方にある2ヶ所のクリップを外します。
バンパーとボディを固定しているスクリューを外します。
タイヤハウス上部にあります。
バンパー下にあるクリップを外します。(2ヶ所)
ナンバープレート取り付け部。
難所がバンパーと車体を固定しているツメ。
ツメ(車体側)が下から上に出ているため、ツメ受け(バンパー側)を先の細いマイナスドライバーなどで上げると外れます。
最後にリアカメラとナンバー灯のカプラーを取り外します。
これでリアバンパーが外れます。
遮熱版を固定しているクリップ(3ヶ所)を外すと、マフラーを交換することができます。
マフラーの交換
S660のマフラーはリアを上げればフロア下に潜って交換できます。
ジャッキアップをしたら、車輪止めを前輪に置き、リジッドラック(通称:ウマ)をリヤのサイドシル下のジャッキポイント掛けます。(安全のため必須です)
S660のリアのジャッキアップポイントはボルトの位置。
車体を上げ、リジッドラック、車輪止めで固定したらフロア下に潜り作業開始。
最初に中間パイプを取り外します。
触媒側とメインマフラー側のボルト(4本)を外します。
メインマフラーを固定している、純正ラバーステー(3ヶ所)を外します。
CURE 5-56を吹き付けて馴染ませ、ラバーステー全体を引っ張ると、スルリと抜けます。
向きに注意して純正ラバーステーを付け替えます。
中間パイプに付属のガスケットとスペーサーを取り付け、純正中間パイプから球面ガスケットを付け替えます。
メインマフラーを取り付けます。
説明書には排気管との距離が近くなるラバーステーに遮熱対策のサーモシールを貼る指示があります。
中間パイプを4本の純正ボルトで均等に締付けていきます。
組み付けが完了したらエンジンを始動して異常が無いか確認をします。
交換後。
ツインテール形状は見た目の迫力もあります。
まとめ
S660はマフラー自体の交換よりも、リアバンパーを取り外す方が手間でした。
交換後はアイドリングから乾いた感じの低音が出ます。
全体的な音量は規制の関係もあり純正+αの印象ですが、回転を上げていくと心地よい音が響きます。
適度な「音」は気分を高揚してくれるスパイスになりますね。