S660・βのウレタンシフトノブからチタンシフトノブに交換しました。
シフトノブの取り外し
交換するのはホンダ純正のチタンシフトノブ(タイプR用・シフトパターン無し)で、知人から譲っていただきました。
ホンダ車の場合は10φ×1.5ピッチが基本となるのでS660にも装着が可能です。
奥側のトレイを引き上げたら、シフトブーツを固定しているべゼルを外していきます。
全てツメで固定されいます。
シフトノブとシフトブーツが一体で固定されているので、一緒に回転させて取り外します。
ネジ部は10φ、シャフト部は12φです。
シフトブーツカラーの製作
βの場合、シフトブーツをシャフトに固定するカラーが必要となるので、椅子の脚用キャップを使って自作しました。
ちょうど上下の鍔形状がシフトブーツの固定に適しています。
中央に11mmほどの穴を開けます。
最後に口元を耐水ペーパーで仕上げました。
黒色への塗装は以前にソフトパッド塗装で使用した「染めQ」を使いました。
完成した状態。
染めQだと塗料が密着するので剥げてきません。
裏返してシフトブーツに固定します。
この状態だとシフトノブの根元までシフトブーツを上げると布が張りすぎてしまいます。
逆に適当な位置まで下げるとシャフトが一部露出します。
あとは好みの問題ですが、シャフトを隠したいのでもう一細工しました。
下側を一部カット。
ウレタンシフトノブからカラーを取り外したらシフトブーツに固定し、内側に滑り止めでエプトシーラーを薄く貼ります。
組み合わせると外径がほぼ一致。
純正カラーの分だけ高くすることができました。
シフトパターンの貼り付け
チタンシフトノブ本体にはシフトパターンが無いため、法規上シフトパターンを取り付ける必要があります。
シールだと見栄えが良くなく剥がれやすいので、プレート品を取り付け。
S660は右下リバースタイプですが、他にも左上リバースタイプや5速タイプがあります。
プレス成型の立体文字とメッキ仕上げなので見た目も良く、小さいので何処にでも貼れます。
S660の狭いコンソールにもピッタリ。
まとめ
純正のカラーを流用した場合、シフノブの根元までブーツを上げても操作に影響はありません。
S660純正オプションの光沢仕上げよりも落ち着いた感じです。