編み込みタイプの本革ステアリングカバーを装着しました。
被せるステアリングカバーは種類が豊富で装着も簡単な反面、ステアリングが太くなりすぎたり大きな隙間ができたりと、フィッティングが馴染めない場合もあります。
編み込みタイプは手間が掛かりますが純正に近い仕上がりや太さになるので違和感も少なくなります。
編む本革ステアリングカバーの取り付け
世界皮革(橋本商事さん)の本革ステアリングカバーを使います。
実車のステアリングを測定したところ一番太いところ(コブの部分)で10.1cmでした。
Sサイズ・太さ9.6cm~10.1cm用を購入。(革なので数mmは伸びます)
革・糸・針・テープと全てが純国産とのこと。
特に専用の針は先端が鋭利でないのが良いです。(通常の針だと鋭利すぎて縫うときにカバーを傷めてしまうこともあるので)
革の手触りが非常に良いです。
ガイド用の穴もキレイに加工されています。
縫い方の説明書は同梱されていますが、YOUTUBEの専用動画が参考になります。
ステアリングに被せたら、つなぎ目の位置が左右対称になるように合わせます。
縫いあげていきます。
糸の長さは編む長さの5倍程度あれば足ります。
縫いながら糸を締め上げていきますが、途中のたるみは目打ちを使って締め上げます。
(糸や革を傷つけないように注意しながら)
縫製後の状態です。
スポーク部はそのままだとガイド用の穴が見えてしまうので、内側に折り込んで両面テープで固定。
革がしなやかなので内側に折り込んでも大丈夫です。
まとめ
フィッティングは抜群でサラサラした本革の手触りも非常に良いです。
編み込むのはある程度の慣れも必要ですが、仕上がりは非常に満足のいくものです。
付属の両面テープだけではスポーク部の浮き防止に足りませんでしたので別途用意しました。
カー用品店でもパッケージ品が販売されていますが、Amazonだとステアリングサイズに合わせて幅が3タイプから選べるのでおすすめです。
付属の糸は2回分の長さがあるので、万が一失敗してもやり直しができます。
また、糸単体も販売されているのでステッチの変更もできます。