S660に特別仕様車「トラッドレザーエディション」が発売されました。
これまでに発売された特別仕様車をまとめました。
ブルーノレザーエディション
2017年6月2日~2017年11月30日までの注文受付で発売された特別仕様車。
イタリア語で「茶色」を意味する「bruno:ブルーノ」でコーディネートされました。
特別ボディカラーは「ベルベットマルーン・メタリック」を設定。
内装も専用ジャズブラウンインテリアに。
ベース車両は「α」
ボディカラーは、ベルベットマルーン・メタリック以外にプレミアムスターホワイト・パールとアドミラルグレー・メタリックの3色を用意。
トランスミッションは6MTとCVTの両方が設定されています。
特別装備の内容です。
【エクステリア】
・ブラックドアミラー
・ブラックアルミホイール
【インテリア】
・専用ジャズブラウンインテリア
・「Bruno Leather」ロゴ付きコンソールプレート
・センターディスプレイ
【メーカーオプション】
・シティアクティブブレーキシステム
発売直後は供給が追い付かなかったためカタログモデルの販売が暫く続きましたが、需要が一巡した頃での特別仕様車投入となりました。
コモレビエディション
2017年11月10日~2018年1月31日までの注文受付で発売された特別仕様車。
ブルーノレザーエディションに続き設定されたのは、女性をメインユーザーに想定した優しい色使いのコモレビエディション。
特別ボディカラーは「ヒダマリアイボリー・パール」を設定。
初代N-BOXにも設定されていたボディカラーです。
ヒダマリアイボリー・パールに合う、専用ライトタンインテリアとブラウンのロールトップ。
ベース車両は「β」
ボディカラーは、ヒダマリアイボリー・パール以外にプレミアムスターホワイト・パールとフレームレッドの3色を用意。
トランスミッションはCVTのみの設定です。
特別装備の内容です。
【エクステリア】
・ブラウンルーフトップ
【インテリア】
・専用ライトタンインテリア
・「#komorebi」ロゴ付きコンソールプレート
・シティアクティブブレーキシステム
【メーカーオプション】
・センターディスプレイ
期間限定販売に加えてトランスミッションがCVTのみだったということで、かなりレアなS660です。
トラッドレザーエディション
2018年12月21日より発売となった特別仕様車。
こちらは、ブルーノレザーエディションやコモレビエディションのように期間限定生産ではありません。
「trad:トラッド」は英語で「traditional:ドラディショナル)」の略で、「伝統的」の意味を持ちます。
ファッション分野ではトラディショナル・スタイルとして用いられますが、S660ではオープンカーの伝統的スタイルとして「ブリティッシュ・スタイル」を意味しています。
マイナーチェンジで設定されたブリティッシュグリーン・パールに専用ライトタンインテリアが抜群に合っています。
ライトタンインテリアはコモレビエディションでも採用されましたが、シートのセンター部分がブラックになることで、落ち着いた印象に仕上がっています。
ベース車両は「α」
ボディカラーはカタログと共通で、ブリティッシュグリーン・パール、プレミアムスターホワイト・パール、ナイトホークブラック・パールの3色。
トランスミッションは6MTとCVTの両方が設定されています。
特別装備の内容です。
【エクステリア】
・ブラッククリア塗装アルミホイール&ブラックホイールナット
【インテリア】
・専用ライトタンインテリア
・「Trad Leather」ロゴ付きコンソールプレート
・シティアクティブブレーキシステム
【メーカーオプション】
・センターディスプレイ
古きブリティッシュ・スポーツカーを彷彿とさせるトラッドレザーエディションは、ライトウエイトスポーツとしてのS660を体現しているように思えます。
まとめ
S660の特別仕様車は、初期の「コンセプトエディション」と「MUGEN RA」も含めると、今回で5種類目となります。
これまでの傾向から、S660の特別仕様車は専用ボディカラーと専用インテリアの組み合わせが基本パターンです。
カタログモデルはチューニングやカスタマイズのベースとして、特別仕様車は完成されたスタイルの一つとして、それぞれに魅力を持っています。