モニタースタンドを変えました。
モニター(ディスプレイ)に標準装備されているスタンドは角度調整のみで、高さ調整不可のタイプが多いです。
高さ調整機能が無い場合はモニター台を使うことになりますが、高さの微調整ができないのがネックです。
モニターがVESA規格に対応していれば、高さ調整機能付きのモニタースタンドに交換することができます。
VESA規格とは
VESA(Video Electronics Standards Association)規格とは、モニターやテレビなどの映像機器を壁掛け金具やアーム・スタンドの取付ネジ穴の間隔について定められた国際標準規格のことです。
対応モニターは背面にこのような固定部があります。
(24インチ程度のPCモニターの大きさであれば、75×75mm・100×100mmが一般的)
Amazonベーシック モニタースタンド
Amazonブランド(Amazonベーシック)から販売されているモニタースタンド。
付属品はモニター固定用ボルト。
このモニタースタンドはエルゴトロンのOEMで台座の部分が異なります。
角度・高さ共に内蔵されたスプリングでモニター重量とバランスを取って保持する機構となっています。
(一般的な締め付けて固定するタイプではないので最初戸惑いました)
固定はVESA規格の75×75mmと100×100mmに対応しています。
台座には回転機構が内蔵されています。
中央には調整用の六角レンチが収納されています。
組み立ては台座とアームをボルトで固定するのみ。
ロゴはアーム背面にありますが控え目。
モニター固定用ボルトはM4×10mmで、手回し固定が可能なタイプも付属しています。
プラスドライバー不要で固定可能。
普通のボルトで固定。
モニタースタンドの高さ比較
NECのモニター(21.5インチ)での取り付け状態です。
(プラスチックの質感が純正かと思うほどにマッチしました)
最大に上げた状態。
このモニターで実寸19cm上がります。
一番下まで下げた状態
回転させた状態。
角度調整幅、スペースにも余裕があります。
アームの湾曲部も考慮すると設置には約25cmの奥行が必要です。
ケーブル通しは各種コードが通る大きさ。
モニタースタンドの調整
取扱説明書の抜粋です。
固定可能なモニター重量は~7.3Kgまでとなっています。
調整は付属の六角レンチで行います。
内蔵されたスプリングと取り付けたモニターとの重量バランス(保持力)で、位置を固定する仕組みです。
角度保持力調整はこの位置。
上下の調整も同様で、保持力調整を何回か行う必要があります。
最初にバランスを調整すれば、高さ・角度とも動かすだけでOKです。
高さ保持力調整はこの位置。
設置後。
高さを調整することでモニター台と同じ効果があります。
剛性も十分でグラつきは一切ありません。
まとめ
調整機能の幅が広いのでレイアウトの自由度が高くなります。
調整方法が独特ですが最初にバランス調整をすれば、あとは高さや角度の微調整がとても楽です。
また、台座がフラットなので、モニター台と同じようにキーボードを置くこともできます。