コレクションから、トヨタ・カローラツーリングワゴンのカタログ(2000年発行)をご紹介します。
※記載内容は本カタログが基になっています。
1991年のフルモデルチェンジで3代目に移行したカローラツーリングワゴン。
バンタイプのビジネスモデルのイメージがありますが、5ナンバーステーションワゴン市場を2000年までの9年間支えた長寿モデルでした。
後継モデルは「カローラ・フィールダー」です。
1997年のマイナーチェンジでは、スポーツモデル「BZ-TOURING」のマニュアルトランスミッション(MT)が5速から6速に変更。
ベースとなる100系カローラはバブル期設計のため質感が高いのが特徴。
更にBZ-TOURINGはホワイトメーター、専用ステアリング、ダーク内装でスポーティなイメージに。
高い実用性にスポーツ性能をプラス。
リヤコンビランプはマイナーチェンジで2分割タイプに変更。
バンパーラインからの2トーンカラーを設定するクルマが当時は多かったです。
シートを倒せば広大なラゲッジスペース。
Gツーリング・Ⅼツーリングはパッケージオプションが充実。
4A-GE+6速MTの組み合わせは、カローラシリーズではセダン、レビン(2ドアクーペ)、セレス(4ドアハードトップ)と幅広く設定。
パワートレインではディーゼルエンジンの設定もありました。
1990年代後半になると、デュアルエアバッグ+ABSの標準装備化が一気に進みました。
グレードは構成は3タイプ。
スポーツモデル:「BZ-TOURING」、ミドルモデル:「G-TOURING」、ベースモデル:「L-TOURING」
Ⅼ-TOURINGはパッケージオプションを装着することで、G-TOURINGに近い装備にすることが可能。
主要装備一覧
主要諸元
特別仕様車
【Ⅼ-TOURING Limited】
Ⅼ-TOURINGをベースにオプションであったパワーウインドウ・集中ドアロックを標準化。
さらにモデル末期ということもあり、ベースとなるL-TOURING(2WD・5MT)の142.3万円よりも10万円も安い、132.3万円~のバーゲンプライスでした。
【Ⅼ-TOURING Limited S】
こちらも、Ⅼ-TOURINGをベースにエアロパーツを中心に特別装備。
充実装備ながら、2WD・MTで137.3万円~とベースモデルよりも5万円も下がっています。